太田愛さんの『天上の葦』読了

すごくすごく良かったです。良かった、と一言だけでは言い表せないけど、でも読んでよかったという気持ち。

後半の流れが衝撃で、読み終わってからしばらく「これを読んだ自分はこれからどう生きていったらいいんだろう」と呆然としてました。まさに君たちはどう生きるか...
相馬鑓水修司のトリオ、今回も最っ高〜〜〜に良かったです。今までのも最高だったのにそれを超えて一番良かった。新作はまだか!? 映画化は!?

すごく面白くて、でも面白いだけじゃなく『この作品を知ってしまったあと自分はどう生きるのか』を問われてしまう感じ、物語が自分の一部になってしまう感じが進撃の巨人と近いように感じました。
登場人物たちを愛してるのはもちろんのこと、進撃の巨人という物語そのもののそういうところが私にとって特別なので、まちがいなくこの『天上の葦』も私の中で特別な物語として残るだろうなと思いました。
しかし私、ほんとうに無知... 戦争をもうちょっとちゃんと知りたい...
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