昨日読みはじめた本、BL展開への期待はもちろんなんだけど(?)すごくすごく好きで、まだ半分なんだけどこれは特別で大切な本だという気がひしひしとする
昔村上春樹がフィッツジェラルドに対して「自分のための作家だ」と思った、って書いてたのを読んだんだけど、その感覚がよくわかって、とても印象に残ってるんですよね。
好き嫌いとか面白い面白くないとかだけじゃない、「私のための本・作家だ」という感覚について(それで言うと村上春樹は私のための作家です)

#読んでる
エイダン・チェンバーズの『二つの旅の終わりに』、内容知らずに読み始めたんだけど、主人公の男の子がボーイッシュなかわいい女の子に出会ってドキドキしてたら別れ際に相手が男の子だったってわかる最高のボーイ・ミーツ・ボーイで始まって盛大ににっこりしてしまった
エイダン・チェンバーズ、ほかにも確かなんか読んだことあるな〜って思ってたら「俺の墓で踊れ」だった。今めちゃくちゃ嬉しくなってるけど、作者的にもそもそものテーマが戦争なことも、ハッピーBL展開にはならなそうでちょっと怖い

#読んでる
今年の初めに読んだキングの書くことについてのエッセイをまたパラパラ読んでいるのだけど、「私という人間は夜と騒がしい棺への愛から成りたっている」っていう自己認識すごくいいなと思った
めちゃくちゃ並行読みするタイプです

#読んでる
最近の #読んだ
・泣かない子供(江國香織)
・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ)
・ぼぎわんが、来る(澤村伊智)

#読んでる
・めぐりめぐる月(シャロン・クリーチ)
・幻夏(太田愛)
お正月、記憶にある限り天気が悪かったことがないんだけどなんでなんだろう

今日にてわが家はお正月イベント終わりです、お疲れさまでした!🎍
お正月特有の雰囲気を残したまま、三が日のうちに日常に戻れるの嬉しいな
忘れないようにセールもチェックしたい…!

今年の一冊目は吉本ばなな『新しい考え』、二冊目はずっと積読にしてたこれにしました

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スティーヴン・キングの『書くことについて』
小説は少しずつ読んでるけどエッセイ的なものは初めてなので楽しみだな

#読んでる
#読んでる タグも設定できるみたい。
今は髙村薫さんの「マークスの山」を読んでいます。月並みだけどめっちゃくちゃ面白い

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髙村薫さんの本は犯罪者視点の物語しか読んだことがなくて、今回初めて警察側のお話読んでいるんだけど、神経がすり減ってえぐられていくような日々の描写にシンプルに「すごいな〜」って思ってる
あと水沢の、私たちには理解できない精神を通した世界の描写がすごく怖くて美しい。
そして私はふじょしなので… 主人公の元義弟、加納くんと同僚の森くんはとにかく気になってしまいますね、正直それ目当てで髙村薫読んでるのも多少あります

上巻は薄いくすんだピンク、下巻がこの霜のようなブルーで、装丁もとても好きです
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