空いた時間、新しい本棚探しとThe Rumbling、悪魔の子、まっさらな大地のエンドレスリピートで終わってしまった一日でした

今日悪魔の子を初めてフルで聴いたんですけど、最後の歌詞でびっくりして「えっ、待って、待って」ってひとりごと言いながらオロオロしてしまった……運転しながら聴くのは危険だったですね
テレビサイズで聴いた時は、悪魔の子、と「呼ばれる」物語の歌詞だと思っていたので、最後で「自分の中に育つ悪魔の子に気づく」物語だと分かってブワッときてしまいました

リアタイ直後にも書いたけど、自分の中のこの衝撃と感情を言葉にしたいんだけど、そうしようとするとどんどんペラペラなものになってしまって結局「うぅ」とか「ブワッと」とか「そんな……」とかしか出てこない。でも即座に感情を整理したペラペラな言葉(私の場合)を生み出すよりも、この言葉にならない「そんな……」の「……」の部分を抱えて考えて、ため息をつく方が健全な気もします。観た人読んだ人に何かを感じさせ、それを抱えて考え続けさせることが物語の持つ力だという気がするので。そういえば村上春樹もどこかで、言葉にならない「何か」をじっと考え続けることが大事だ、というようなことを言っていた気がする