あっという間に2023年最後の日になってしまいました🐰
今年は3月の本を今年出した本だということを忘れるくらい、長く濃い一年でした。

今年作った本を並べてみました。
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どれもお気に入りなんですけど、装丁としては左上の『二番目の恋人』がやっぱりインパクト大ですね。でっかいオーロラ箔とてもかわいいです。
また来年も楽しく本を作りたいです!自分で書いたエレリからしか得られない栄養……というか、結局のところ自分が自分の好みを一番わかってるので、読みたいものを具体的に物理的に手に取って読めるものとして作れるのがとても楽しいです。これは人によると思うんですが、わたしは自分の書いた文章を読み返すのがけっこう好きなんですよね。ここの文章も、自分が読み返すために書いてるところあります(私もそうなんです、という私信)。
そしてそれを読んでくださる方がいて、好きだと言っていただけることもあって、わたしはそのたびにこんな幸せなことがあっていいのか…と泣きたくなります… いつもほんとうにありがとうございます。
来年は同人以外にもやってみたいことがあってそっちにも力を入れたいんですが、時間をうまく使って今年と変わらずイベントにも出たいなと思っています。時間…とにかく時間が一番大事…

来年用に、ひさしぶりに紙の手帳を買いました。うまく使えるかな〜
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2023年の読書について

ちなみに読みきれなかったけど、年内最後の読書は
小川洋子『約束された移動』
安部公房『砂の女』
でした。ひさしぶりの小川洋子、1文字1文字が染み込んでくるようでとても良いです。水みたい。
別にその対局として選んだわけじゃないんですが、実家に行ったら昔読んだ文庫本が目に入って持って帰ってきたのが『砂の女』です。オチを覚えていないのですごい楽しいです。これまた昔読んだカレン・ヘス『ビリー・ジョーの大地』っていう詩のような物語がずっと忘れらないんですが、砂にまつわる物語ってどうして読んでるだけで口の中がじゃりじゃりしてくるような感じがするんだろう。ほかの自然物と何かが根本的に違う気がします。
今年読んだもので印象的だったのはやっぱりミレニアムかな。まず読んだことあるスウェーデンの物語ってやかまし村とか長くつ下のピッピくらいしか思いつかないから舞台が新鮮だったし、安易な北欧のイメージ(男尊女卑から一番遠いところにある、みたいな)をぶち壊してくる耳を覆いたくなるような女性へのひどい侮辱の連発が衝撃でした。面白かった〜…と思ったけどまだ6巻の上巻だった。あと下巻残ってるんだった。
あと最後にはまった<ワシントン・ポー>シリーズとてもいいです。好き!close


2024年は引き続き読んで書いて……のサイクルをまわしていきたいです。あと引っ越しをしたので、暮らしを自分好みに整えていきたいです。
それでは、みなさま良いお年をお過ごしください✨