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#ドクスト 最後の数冊の感想

最後の数冊だけほんのちょっとだけなにかしらの残念な気持ちがあって、なんだろうな…と思ってたのがなんとなく気づいたのでメモ
やっぱり「人類全員を起こす」っていうのが(そこに向かうムーブが)段階として早すぎるように感じたのかもな〜と思いました。
司や氷月の考えに賛同するほど徹底してないけど、まったく選ばずどんどこ起こしまくって各地にコミュニティを作って、何も問題が起こらなかったのはファンタジーすぎるように感じちゃったのかもしれない
もちろんそもそもフィクションだし、それ言ったら科学クラフトだってうまくいきすぎだって言われたらそうなんだけど、科学クラフトがファンタジーでうまくいくのと人類が何千年かけても、現代でもクリアできていない人間同士の争いとか問題をたとえば「司が各地を回るだけでなんとかなる」っていうので済ませるのはちょっと……うーん!!!と思ってしまったな
あと単純に科学王国のみんなが大好きでいとおしかったので、そこにどんどこよそ者()が入ってきてしまってなんか寂しかったのもある

ゼノが「闇の科学者」、千空が「光の科学者」って表現があったけど、ゼノが本質的に闇の科学者なわけではないし(追記メモ ここもうちょっと考える)、科学が発展すればそれを良くない方向に活用しようとする考えが出てくるのは絶対で、それこそ「人類の叡智としての科学」使いである千空たちがどう向き合っていくかっていうのは重要なことだったのでは…と思いました
硫酸の二面性なんてまさに象徴的だけど、人間に対し害を及ぼす危険なものが使い方によってどんなにありがたく素晴らしいものになるかっていう科学の裏表は作品の中で何度も触れられていたから、人が増えてどうなるのか気になってしまったな…

千空はゼノの「君の作っているロケットと弾道ミサイルは本質的に同じ」っていう話に対して「興味ない」ってはっきり言ってるので、そこに触れないことがDr.STONEの立ち位置というか意思表示なのかもしれない、という気もします(科学の善、正義の面だけを見る、という意味で)close