この記事の続き。 映画を見て感動して、すぐに読んだ原作小説の感想文です。これも2020年に書いたもの。 アンドレ・アシマン(高岡 香 訳) とりあえずまず言いたいのは、予想外の小難しさにびっくりした!ということ。 あと、映画よりずっと官能的な雰囲気が濃い。直接的にエロっぽい、って意味でもそうだけど、五感を刺激するような風景と心の描写がとてもきれいで、読んでいてクラクラするような感覚があった。 ...