こちらを更新するのは大変お久しぶりになってしまいました。
7月、8月と無事にエレリのオンリーに参加することができ、新刊も2冊作れました!楽しかった〜!!
こちらには書く時間がなかった8月の新刊情報です。

月だまりで待ち合わせ

Pixivサンプル→
とらのあな通販ページ→

前回二色刷りをしたのが色もきれいでとても楽しくて、今回も二色刷りに挑戦しました。
蛍光インクを使ってみたくて、DIC578(紺色)とVIVA DX610(サターンイエロー)の二色です。
こんな感じで版を分けています。

そして完成品がアイキャッチ画像になってるこちら

思ったより青が青々しかった…! DICカラーガイドなんて手が出るようなものではないのですが、やっぱり本物の色見本見てみたかったな〜って思いました。この青も鮮やかできれいと言えばきれいなんだけど、もうすこし落ち着いた色を想像してたから段ボール開けたときに「青っ」て言ってしまった😂
あと2冊目の本のときにかけたベルベットPPのしっとり具合がとても好きだったので今回もかけたんですが、濃い色の上にかけると汚れが目立つな…というのも学習しました。
でもこの手に取るまで色の感じがわからないのも4Cよりもドキドキしてちょっと楽しいかもしれない… 特に蛍光色は画面上ではいまいちわからないので、現物見たときのぱきっとした色合いがとてもよかったです。
あと余談ですが今回はじめてイラレの「オブジェクトを再配色」機能を知って、なんて版分けが簡単なんだろうと感動しました。7月に版を分けるのにこの機能を知らず、ほんとうに苦労したので…

紙の仕様は以下の通りです
表紙:アートポスト220g
 ・にゅるマットPP(ベルベットPP)
本文:オペラクリーム

印刷は西村謄写堂さんにお願いしました。
今回今までで一番ギリギリだったので、遅めの締切とインクなんでも使えるよ〜の姿勢にめちゃくちゃ助かりました。はじめ蛍光イエローが使える別の印刷所さんにお願いする予定だったのですが、締め切りがぜんぜん無理でダメもとで見積もりとったらあっさりOKで拍子抜けした…
あと本文用紙のオペラクリームという紙が、やわらかくて今までの本で一番めくりやすく感じました。ただ嵩高なタイプの紙ではあるようで、7月の本よりページ数は少ないのに背幅は11mmで1mm厚くなっています。ざらっとしたやわらかい質感でけっこう好きです。

ちなみに7月の本の現物写真はこちらです。

似てる… 色味が似てる…

今回表紙作るときもこれやばいな色味似ちゃうなってずっと考えてて、でもどっちもメインカラーは青がしっくりきて、どうにか雰囲気を変えようとインクの色を(自分のイメージの中では)緑寄りの青を選んだつもりだったんですけど結果これだったので、ちょっとそこは惜しかったなという…

7月の本は早割も使えたので大きく箔押しができました!版分けはこんな感じです。

紙の仕様は以下の通りです
表紙:キュリアスIRホワイト
本文:クリーム書籍用紙72.5Kg
箔:透明ホログラム箔(ドットネオン)

印刷は緑陽社さんです。
表紙の紙ははじめからセット内で使える特殊紙の予定だったんですが、そのなかでめちゃくちゃ迷ってキュリアスIRホワイトにしました。箔も押したいしキラキラがけんかするかな〜と心配だったのですが、結果すごい気に入ってます。ひかえめなキラキラがかわいい〜…!! この紙ほんとうにかわいくてまた使いたいなと思いました。
緑陽社さんも西村謄写堂さんも同人誌作りについて調べはじめてすぐに知った憧れの印刷所さんで、今回どちらも利用できて嬉しかったです。どちらも手厚さの種類が違ってすごくよかった!締切に余裕を持って原稿して、また利用させていただきたいです。

そんなわけでずっと原稿ばっかしてた思い出しかない2022年の夏ですが、大満足に楽しかったです。
そうだ(忘れてた)、どちらの本もノベルティでしおりも作りました!

どちらも表紙のデザインをちょっと変えて作りました。
キス〜の方は偏光ラメペーパー170kgブルーで、月だまりの方はクリア素材です。
ノベルティ作るのたのしいからまた他のものも作ってみたいな〜
イベントや通販でお手に取ってくださった方、ほんとうにありがとうございました✨

そして最後に、もしも一言でもご感想がいただけましたら大変大変うれしいです
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本以外のご感想でもうれしいです!

次は10月のWebオンリー、12月の最ダリに参加の予定です。
10月は展示、12月はSS集となにかを作れたらいいなと思っています。こちらの日記やメモもちょこちょこ更新したいなと思っています、よろしくお願いします〜!